K-1現役チャンピオン金子晃大の悪意を秘めた闇？
練習仲間だったアマチュアの元キックボクシング選手のＡさんが「3年前、練習中に一方的に暴行され、鼻と顎を骨折させられた」と現役のK-1チャンピオン金子晃大を警察に訴えた。
金子晃大は「故意ではなく練習中の事故だった」などと反論。
事件の内容を追ってみましょう。
目次
容赦なく続く練習という暴行
キックボクシングの元アマチュア練習生だったAさん（30代前半）画像：右
2021年10月K-1チャンピオンの金子晃大（27）と2人きりの練習で顎と鼻の骨を骨折する大怪我を負った。
Ａさんは「練習にかこつけた暴行」で今年4月に習志野警察署に被害届を提出した。
写真の右の画像は、実際に金子からトレーニングと称して受けた暴行の跡である。
この痛々しい姿が事実であれば金子は暴行行為で格闘技界から永久追放となるだろう。
任意事情聴取
被害届は受理され、今月、金子は同署から任意の事情聴取を受けた。
その際、この怪我について金子は以下のようにコメント。
- 故意ではなく練習中の事故だった
- その後も一緒に練習していた
- なぜ3年も前の話を持ち出すのか
金子「練習中の事故」と強く反論
殴られるだけのＡさん
この画像は金子にトレーニングと称して受けた暴行の証拠として自分で撮影したものである。
無残に顔が腫れ、血まみれの状態。これは果たしてトレーニングと言えるのか？
Ａさんは、無抵抗な状態で顎と鼻の骨を折られた。
この7月に1週間入院して脇腹の骨を鼻に移植させる大手術を受けた。
さらに顎に入ったままのプレートを外す手術も控えているとＡさんは訴えている。
動かぬ証拠！暴力動画がコレ
Ａさんにトレーニングと称した実際の暴力動画が証拠として投稿されている。
金子がつけているのは8オンスのグローブ。防具なしのAさんが「ノーガード」の構え。
すると金子はAさんの腹に向かって思いっ切りパンチを繰り出した。
苦しげに悶えて後退りするAさんに金子は“もっと前に出ろ”と手で指示。
痛みを堪えながら前に出るAさんに再び腹部に向かって全力でパンチを入れる。
すでに、ふらふらで苦しむＡさんの腹部に、金子が最後に渾身の一撃を浴びせる。
Aさんはたまらず地面に倒れ込んだ。
「オッケー。カメラみて。撮れてる？」
Aさんは、このような殴られるだけの練習が「週2回、30分以上あった」と話す。
暴行に至るキッカケ
2人の出会いは2015年。
格闘家を目指していたAさんは三軒茶屋にあるK-1系列のジムの門を叩いた。
そこで先に入会していたのが金子だった。
Aさんの方が5つくらい年上だったこともあり、最初は互いに君付けで呼び合っていた。
その後、別のジムに移籍したが、金子から『自主トレに参加しないか』と誘われた。
金子の自宅近辺にある公園で走り込み練習などに励んだという。
だが、当初４人ほどいた練習仲間が数カ月すると脱落し、Ａさんと金子2人きりになった。
ここから、まさに、金子が上、Ａさんが下という
地獄の始りだったという。
引用；本人Instagram
練習が金子と二人きりになり、そこから徐々にそれまでの対等な関係から変わり、命令口調で指示されるようになったのだ。
実際、実力差が大きかったためその関係を受け入れたAさん。
それをいいことに、金子の態度は増長していくばかりだったと語る。
下から顎を蹴られ割れた
金子は、練習に『マススパーリングを取り入れよう』と言い始めた。
しかし、これが後に、練習という名のイビリへと変わった。
通常、マススパーリングは相手に怪我をさせないこと前提である。
そのため16オンスの大きいグローブとヘッドギアなどの防具をつけて行われる。
だが、金子は試合用の薄い8オンスのグローブで、防具なしのAさんに本気で殴りかかった。
そして、自主トレが始まって3カ月程が経過した21年10月。Aさんはとうとう大怪我を負った。
地面に四つん這いになって倒れた所へ下から顎を思いっきり蹴り上げられたのだ
激痛でうずくまり倒れたＡさんに『よし、お前は走ってから帰れ』と金子は言い放った。
人間サンドバッグになるしかなかった。相手が格上なのでこっちは当たりません。
もし当たっても、その数倍、殴り返されることは明白だった。
無抵抗で殴られ体はボロボロだったが、仕返しが怖くてやられっぱなしだった。とＡさん。
こうした練習後の顔を自撮りしたのが、先に挙げた「パンパンの顔」だ。
提出された診断書
【傷病名】右側下顎角部、左側下顎前歯部骨体部骨折
2021年10月4日
キックボクシングの練習中に、相手の蹴りが顔面に直撃し受傷。
手術を目的に10月11日入院。
12日に全身麻酔下にて両側下顎骨骨折観血的整復固定術を施行。
症状軽快にて10月20日に退院。
以後は外来で経過観察。全治約1カ月を要す
Ａさんは、手術になることを金子に報告した。
しかし、金子から返ってきた言葉は・・・
「そのくらいの衝撃はあったろうな」と言い
まったく意に返さず去っていった。
なんと、さらに、その退院後も地獄のような「練習」は続けられたというのだ。
金子選手の反論
- 故意に怪我させたわけではなく、練習中の事故だった
- 練習中に彼が怪我を負って病院に行った記憶しかない
- うずくまっている所を下から蹴り上げた？反則技なので絶対にしない
- なぜ古い話が突然蒸し返されたか意味不明。
なぜ怪我を負わせかねない8オンスで？
しかも、誰もいない公園で2人きりのスパーリングをしたのか？
- 8オンスグローブでやる練習はジムでもしていたから
- 彼はアマではなく、プロに上がってもおかしくない実力だから
- 階級も私より3階級上の体重だったから
- 彼も格闘技をやる以上、怪我するリスクを理解しているはずだ
金子に、Ａさんが暴行を受けた後の血まみれで腫れ上がった画像を見せても
「彼は他のジムにも通っていたので、他で負った傷でしょ」
「彼を傷つける目的で一緒に練習をしたことなど一度もない」などと否定した。
そして、こう繰り返すのであった。
「3年も前の話を突然引っ張り出されて被害を訴えられ迷惑だ」と
日払いバイト代を上納
さらに驚愕の事実が・・・
普段のサンドバッグ役だけでなく、無理やり働かされ、その給料を取られたと語った。
金子は暴力で脅し、精神的に支配し、働かせてその金を上納さけた。とＡさんは訴える。
トレーニングし、動画を撮影させてやっている見返りに『受講料を払え』
呆れてモノが言えないとはこのことだ。
金子は、自身が殴るだけの動画を撮影し、受講料を払えと要求したのだ。
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Ａさんの切なる願い
「今は金子の洗脳からはすっかり目が覚めました。今でも格闘技界への思いが捨てきれない自分がいます。そんな世界で彼が脚光を浴びている姿を見るほど辛いものはない。運営にはベルトを剥奪し戦績を抹消して欲しい」とＡさん。
こんな非道な事件が起こっていいはずありません
一日でも早い事実確認を願うばかりです。