FXの魅力の1つとして、レバレッジ(自分の資金の25倍までの取引が可能)をかけて少ない資金で高額な取引が出来ることにあります。
株でも信用取引というシステムがありますが株は最高3倍までということを考えるとかなりお徳感がありますね。
FXに参入する人の多くが短期で稼ぎたい!と思って始めたと思います。私自身も同じですw
SNSやyoutube、本などでも簡単に1億稼げます!とか、1年で○○億稼ぐ方法なんて謳い文句に乗せられてスキャルピングやデイトレードで取引する初心者の方は多いのではないでしょうか。
しかし、短期取引で挑戦しても勝ち残っている人は1割を切っているのが現実です。言い換えるとほぼ全員ヤラれるよ!ってことですね。
では、FXでどうすれば長く生き残れるのか?
ここからは、短期取引で結果が出せている人は見ないでください。
押してダメなら引いてみる精神
結論から言うと『押してダメなら引いてみる!』
まさにこれ!
つまり『短期でダメなら長期でやる』の逆転の発想でやって(検証)みましょう。
投資の一番重要なことは何かと言われればチャンスが来るまで待つ!そうです。待つことが一番重要です。
FXをしている人、始めようとする人は一度は聞いたことがあると思いますが”ポジポジ病”という言葉があるようにチャンスでもないのにスキャルだデイトレだと意味もなく取引するのは文字通り、病気です。
スキャルで負けている、デイトレで負けている・・・ならそれは自分は短期には向いていないと認めることから始めましょう。
弱い(自覚要)のに数%の強者しか生き残ることが出来ないFXの世界に策も無く何回も何回も飛び込んでいるのはもはや自爆行為です。
であれば長期取引ならどうなのか?
単純に目線を短期から長期に移してみよう
参考までに下記のチャートを見てください。
2021年12月4日現在のドル/円です。
どうですか?長期目線の方が今の置かれている状況が良く分かると思います。
ここで上のチャートを少し解説すると
週足の下降トレンド(赤線のチャンネルライン)を上抜けして、上昇トレンド(緑線のチャンネル)に変わりつつあります。
しかし、週足で何度も反発している黒線のサポートライン(抵抗線)で停滞しているということが見て取れます。
続いて日足チャートを見てみると
75 SMA(青ライン)で反発を見せそうですが、逆に直前の安値(ネックライン風)を割りそうです。
4時間足も見てみましょう。
ここでも水色ラインでのレジスタンスラインで停滞中です。
ここまでやって、いやいや環境認識でしょ?そんなの知ってるよと思ったそこのあなたw 知っているのに負けているのも現実ですw
環境認識が出来るのであれば短期ではなく、長期で戦略をたてましょう。
環境認識出来たら短期は無視して長期戦略を立てよう
先ほどのドル円を参考に考えると
長期目線の戦略でいくと
・緑線のチャネル下限まで待ち、ロング(買い)戦略を取る
・下降トレンドの赤線チャネル内に戻り下降トレンド継続を狙いショート(売り)戦略を取る
この2つが長期目線戦略でいくとスタンダード戦略になると思います。
長期分析ポイントまで待つ勇気!
上記で分析して戦略が出ているのに戦略に逆行する取引を絶対しないことが本当に重要す!
戦略
緑線のチャネル下限まで待ち、ロング(買い)戦略を取る
ダメ
緑線のチャネルまでの下限まで(待てずに)そこまでショート(売り)!
戦略
下降トレンドの赤線チャネル内に戻り下降トレンド継続を狙いショート(売り)
ダメ
赤線チャネル内に戻るまで待てずに先行してショート(売り)
長期の環境認識が出来ているのに短期で取引がしたいために『無理やり分析にこじつける』ような取引は絶対NGです。
ここを守るかどうかで戦績は大きく変わります。戦績というよりもお金を失う確率が下がります。
攻めて負けて失うよりも先ずは守ることを優先に生き延びることにフォーカスしていきましょう。
4勝6敗でも勝てる長期戦を
長期戦ということは損切り幅は大きめにしておく必要があります。戦略を否定した動きを見せた時が損切りタイミングですがFXや株は一方向にずーっと上がり続ける(もしくは下がり続ける)はあり得ません。
下の図のように上げ下げを繰り返して上に行くのでこの調整で下がった幅で損切りされないことも見込んで幅を見て、下がった上がったで一喜一憂しないことも大切です。
長期戦の良い所は勝つ時に大きく勝てる所にあります。負け続けている人は長期戦に闘い方を変えて取引回数を減らし、大きな利幅を数日にかけて取る戦略にシフトしていきましょう。
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